15閉院か継承か?
リタイヤメントの検討
閉院を検討された場合は、どの時期にやめられるかが目安です。継承のポイントは、譲り受ける先生の時期(退職と開業)です。相手の検討期間を考えますと、一年位の猶予は必要と思われます。患者やスタッフに、閉院の意向が伝わるのは出来る限り避けたいものです。
信頼のおける方に相談の上、継承の経験があり、開業を希望するドクターの情報を持っているコンサルにお会いするのが良いのではないでしょうか?既存のクリニックが、賃貸か自己所有か、個人経営か医療法人か等によって、継承の条件は変わってきます。しかし、医院継承は、賃料や譲渡価格・スタッフの雇用条件等だけでなく、開業している医院を譲るわけですから、患者さんや地域に対する想いも一緒に引き継いで頂きたいものです。 どうしても、継承のお話がなければ、それから閉院を決断されても遅くはないと思います。